5月病、6月病
[2020.06.24]
5月病は聞いたことがあるかもしれません。4月に新年度が始まり緊張が持続した結果、疲労が溜まって1ヶ月ほどしてから様々な症状が出現します。
これはいわゆる急性の適応障害であり病気の名前ではありません。症状としては軽微な頭痛や腹痛、食欲低下、めまい・立ち眩み、朝起きられないなどが多いです。
6月病はそれらが慢性化した症状(慢性化した適応障害)として近年指摘されています。上記症状が強くなり不登校や登園渋りにまで発展することもあります。
慢性化してしまうと本人も家族も辛い思いをしますし、登校できなくなると再度登校するのにかなりの勇気がいります。
長期の休み明け(今年は緊急事態宣言により時期が遅れたので7月頃、夏休み明けの9月頃)には、お子さんの様子に変化がないか特に注意深く観察してあげてください。
少しでもおかしいと思ったら無理せず休養し、お子さんの話をよく聞いてあげてください。それでも改善しない辛い症状がある場合は、一度ご相談ください。